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2014年11月17日 (月)

悪童日記

学生時代に読んで、その構成と文体と実験的な試みに大きな衝撃を受けた小説「悪童日記」。。。

それが映画化されると聞いて、どんな風に映像化されるんだろうと、公開を心待ちにしていました。都内のわずか2館での上映で、しかもSOHOフェスタで忙しい時期。それでも観に行ってきたのですが、見終わっての感想は、うーん微妙gawk

そもそも、この原作の魅力は、内容もさることながら、その構成と文体にあると思います。映像化すると、内容は維持できても文体や構成の巧みさは失われてしまう。ところどころ文体を維持しようとする試みはあるのですが、原作を読んでいなければ気付きにくいレベル。。。

そうした中、映像や構成で原作に匹敵するくらいの実験的試みを入れてくれればまだしも納得できるのですが、そこまでには至らず、なんだか普通の戦争映画になっちゃったな、という印象です。もちろん扱っているテーマ自体は重く、心打たれるところもあるのですが、原作ほどじゃない。

というわけで、敢えて映画じゃない方がよいかもね、という映画でした。

ちなみに本の原題は「Le Grand Cahier」。フランス語で「大きなノート」という意味です。読み進めていくとその意味がわかるのですが、タイトルだけを見たら全く魅力的でないcoldsweats01 それが「悪童日記」というタイトルで翻訳されていることを知り、読んでみたら良い意味でびっくり! タイトルは日本語版の方が秀逸ですなcatface

映画はイマイチだったけど、本はすごくおもしろいのでお勧めです! ただし内容は重くて悲しくて辛くて救いがないので、心して読み始めた方がよいかも。


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