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2015年4月

2015年4月28日 (火)

講演会2件

冬の間、講演会に2回、行ってきました。

どちらもお話しされたのは、著作を何冊も出版し、テレビや新聞に出るような著名な方。2つとも会場は大ホールで、両方ともほぼ満席。

そこまでは共通しているのですが、中身は見事な好対照をなしていたんですcatface

まず1つめは、上野千鶴子氏の講演会。弁護士会主催の男女共同参画に関するイベントで、講演会の前にドメスティックバイオレンスに関するビデオが上映されました。あからさまな暴力ではない形のDVだったので、これはこれで勉強になりました。講演会自体も、語り口がおもしろいだけでなく、しっかりとした主張や中身があり、大変に充実したものでした。高い人気もうなずけます。この日は悪天候の中、体調不良をおして出かけたのですが、無理して出かけた以上の価値がありました。

実はワタクシ、上野千鶴子本は昔、読んだ事があるのです。今でこそ「おひとりさまの老後」のイメージが定着していますが、昔の著作は大層過激だったので、きっとコワくてキツくて過激なおばちゃんが登壇してくるんじゃなかろうかと些かビビっていたら、意外や意外、お話しぶりは大変にソフトなのですよ。しかも、だじゃれを交えてお話しになるので、とてもおもしろい。言っている事そのものは結構手厳しいのですが、笑いを絡めてポイントを突くので、すんなり入ってきます。失礼ながら、こんなにも話の面白い人だとは、まったく存じませんでした。講演会に行ってよかったですhappy01

それに対し、2つめは毎年恒例のたましん新春講演会。こちらは、政治系の番組にコメンテーターとしてよく出演される寺島実郎氏。多摩大学の学長でもあるそうです。へー。

正味1時間ちょっとの講演だったのですが、なんだか取りとめのない話が続いて、時間が来たら退出して即終了。質疑応答もありませんgawk

お話そのものにも微妙にがっかりだったのですが、それよりも驚いたのは、資料として配布された分厚い冊子。これがなんとも残念な内容。。。gawk(他の人は思わなかったとしてもワタクシはそう思う)

まず、体裁が雑。

パッと見てどれがタイトルで、どれがデータで、どれがポイントかわかりにくい。ワードのメモ書き程度のレイアウトです。更には、数字やデータを横に並べて書くだけのところが多々あり、極めてわかりにくい。こういうのって、会社で出す資料だったら「表組にして見やすくしてよ」とか言われちゃうんじゃない? さらには、数字が半角だったり全角だったり、ごちゃごちゃしてる。これも会社で出す資料だったら少なくともどちらかには統一するでしょ。おまけに、著名なアメリカ人の学者のファミリーネームを意味もなく全角大文字で記している。日本でも名前が知れている人なんだから、無理せずカタカナで書けばいいのに。。。coldsweats01

次に、内容が雑。

レイアウトがイマイチでも、内容が素晴らしければ文句はありません。しかし、中身は、データと思いつきの羅列。今時、データはネットを検索すればド素人にも入手可能だし、それを見て思いつきレベルの感想だったら誰でも言えます。そうじゃなくて、種々雑多なデータの裏にある大きな流れを考察し、それを元に仮説を立て、自分の言葉で語ってほしかった。そうすると、こんな分厚い冊子ではなくて、数枚のスライドに濃縮して落とし込むことだってできるはず? 名のある評論家の方なのに、大学生のレポートにも劣るメモ書きはちょっと恥ずかしい(とワタクシは思う)。それでも内容には、一部「へええ」と思わせるものもあったので、もう少し見せ方を工夫して考察を加えれば何倍にも価値が高まるのに。。。catface

最後に、そもそも、この冊子を配る意味がわからない。

見た目も内容も粗雑な冊子を、どうして配布したのか全く意味不明。話の基礎データとして配るにしてはデータ部分のレイアウトが雑すぎるし、肝心の主義主張部分まで話し足りないからそれを補うというほど内容は練れていないし、なんだかとても中途半端。手みやげとして配布したならそれはそれでいいけど(嬉しくはないが)、もらったことでかえって講演者の価値が下がってしまうようなものを配ってどうするよ。。。coldsweats01

そういうわけで、こちらの方は残念な講演会でした。他の人はそう思っていないかもしれないけれど、ワタクシはちょっとがっかりだったなあ。

そういえば、この方は2年続けて新春講演会のスピーカーなのです。昨年は病のため出席しなかったので様子は分かりませんが、もし来年もこの方だったら新春講演会には行かなくていいや。

ということで、世間的に名の通った人でも、講演会としての質の違いは大きいということがよくわかって勉強になりました。おしまい。


2015年4月21日 (火)

伊予柑ピール入りパウンドケーキ

久々のお菓子作りhappy01

ここのところ毎年、伊予柑の皮の再利用で伊予柑ピールを作っているんだけど、今年はオランジェットにするほどの手間をかける余力がなかったので、最初から薄切りにしてケーキやクッキー向けの加工用に。

で、第一弾は蒸しパンに入れて、第二弾がこのパウンドケーキ。あともう1回分残ってます。

パウンドケーキ

今回のパウンドケーキは、生地にアーモンドの粉を混ぜてみました。すると、軽やかな仕上がりにhappy01 生地がどっしりしたタイプもおいしいけれど、軽やかなタイプもまたおいし♪ 軽く温めるとふんわりしてこれまたうまし。満足なり〜happy01

しかし、久々に作ってみて、お菓子作りは体力がいるということを改めて実感。バターを練ったり粉をふるったりで、結構疲れた。。。gawk

さて残り1回分は何に使おうかなーcatface

2015年4月19日 (日)

ソロモンの偽証(前篇・後篇)

先月今月と続けて前後篇で公開された「ソロモンの偽証」。先月に観た前篇は事件編だったので、それだけでは何も解決しない内容でした。続きが気になって先日公開された後篇を観に行ってきたんだけど...

なんか、微妙にがっかりgawk

物語自体の構成はとてもよくできていて、その部分は飽きさせません。きっと原作がよいのでしょうね。

中学生役のみなさんも、1990年代前半の中学生という雰囲気で違和感ありません。

しかし映像としては退屈で、映画としては冗漫gawk

色々なシーンで主人公の女の子の顔のアップが多いんだけど、無駄にアップの秒数が長いし、どの表情も同じなので見飽きてきます。そして、主人公が大人になって教師としてその中学に赴任してくるという設定なんだけど、それがまったく意味不明。何か含みがあるのかと思いきや、何もなく、蛇足感たっぷり。

なまじ、原作がおもしろいんだろうなということが感じ取れるだけに、とてもとても残念。

そもそも、何故に映画で、何故に前後篇?

原作の厚みを丁寧に描くんだったら連続ドラマでもいいような気がするし(ただしNHKかWOWOWで)、映画にするんだったらもう少しテンポよくして3時間の1本にするとか、他の方法もあったような気がします。

近年前後編が商業ベースでうまくいっているようだからその流れに乗っちゃう的な発想で、こうなったとか???

そうだとしたら、なんとも安易で、とても残念catface

確かに、前後編にして前半を事件、後半を謎解きにしておくと、プロモーションをしなくても後編を見に来てくれる率が高いし、そもそも本来1本にまとめるところを分割することで利益は2倍! 短期的かつ商業的には成功しそう。でもねえ、後編にがっかりした時の顧客満足度の低下はすごいよ。。。coldsweats01  そういうところは配慮していないのかしら?

後編が映画としてよくできていたらこう色々と考えなかっただろうに(以前観たロード・オブ・ザ・リングは3部作だったけれどそんな風には思わなかった)、観客にそう邪推させてしまうって、映画会社としては残念な作品作りだと思うよ。。。少なくとも株主として投資したいとは思わないなー。

映像作品としてはいまいちと思ったけれど、ストーリーはおもしろいので、後半部分は原作を読むか、後日DVDでいいかもね。敢えて映画館に行かなくてもいいような?

2015年4月13日 (月)

4月のお題

マラソン後の体調不良から立ち直ったのは、つい先日gawk

体調不良の間もお習字のお稽古には出席していましたが、たかだか一文字を書くのにも、一画ごとに呼吸を整えなければならない始末shock 精神の集中を要するので、見た目よりも疲れるんです。。。それでもなんとか今までのお題だった陶淵明の漢詩の最後の4文字を終えました。

で、4月からは心機一転、新しい漢詩です。孫逖という唐代の詩人による「雲門寺の閣に宿す」という作品。調べてみたらこんな詩でした。

孫逖

4月は、この冒頭の4文字を書くのですが、ワタクシにとって難しいのが「東」。縦線が長いと間が抜けて、短いと寸詰まりになってしまう。たぶん1cm前後の違いなんだろうけど、その範囲内でちょうどよい長さに収めるのが難しい。こんな小さな差が出来映えの大きな違いに繋がるところが書道の奥深さよ。。。catface

そうそう、少しだけ上達を実感できる出来事がありました。先日、祝儀袋に筆ペンで名前を書いたのですが、昔よりちゃんとした字で書けるようになってるような? そして筆ペンだと墨の伸びが悪いと感じている自分にも気付くような?

次の目標は、今後、祝儀袋に名前を書く時は、ちゃんと墨をすって、筆ペンじゃなくて普通の小筆で名前を書けるようにすることです。道具を揃えつつ、練習もしないとね〜wink

あ、でも年齢的に祝儀より不祝儀の方が多くなりそうだから、薄墨練習もしておかないと。。。gawk

2015年4月 8日 (水)

まとめ

東京マラソンから約一ヶ月後、記録証と東京新聞特別版と(たくさんのスポンサー企業のチラシと)が届きました。

記録証には順位やタイムが記載されていて

記録証

東京新聞には全完走者の名前と順位とタイムが記録されていました。

東京新聞

すごいなー。こういう事務処理でもかなりお金がかかった大会だなー。しかしスポンサー企業のチラシの配布効果はいかほどなのかと些か疑問coldsweats01

それはさておき、マラソン後に多大に体調は崩したものの、東京マラソンには出て良かったと思ってます。

何が良かったかというと、まず、大会として魅力的happy01

その1>コースがよい!

東京マラソンのコースは都心の見どころをすべて回るコース。周遊バスで回ることもできるけど、一日かけて自分の足で回るというのがまた一興。

その2>運営がよい!

大人数が参加するイベントでしたが、一参加者として混乱を感じることなく参加できました。テロ対策で手荷物の規制が入ったり、ランニングポリスが走ったりしていたけれど、少なくともワタクシが経験した範囲では混乱はなかったです。ゲート閉鎖から道路を通すまでの一連の流れも速やかで、ここに至るまでの事前調整や数年に渡る経験の蓄積はすごいなと思いました。

その3>沿道の応援がよい!

コース沿いに途切れることなく観客がいて、応援してくれます。ほんとに文字通り途切れることがない。以前に参加したマラソンやハーフマラソンでは、周りに誰もいない区間がどこかしらあったのですが、東京マラソンではそれがないcoldsweats02 しかも、私設エイドとしてエアーサロンパスや食べ物を振舞ってくれたり、音楽を演奏してくれたり、盛り上げてくれます。ありがたや〜catface

こうした大会として良かったという評価に加え、個人としても参加して価値があったと思っています。少なくともその後の病気と体調不良を打ち消すほどにはcoldsweats01

その1>達成感

マラソンというのは、長距離を自分の脚力・体力・精神力を頼りに進むという酔狂なスポーツ。途中嫌になりますcoldsweats01 それでも、ゴールに到達したときの達成感は何物にも代えがたい。今回、人間、ちょっとやそっとでは死なないし、重い病気にもならないとも実感できました。え、そういうことじゃない???

その2>土地勘

自分の足で走ることで、東京都心部が案外狭いということがわかります。普通に電車で移動していると距離感が良く分からないのだけれど、一度走ってみると新宿〜丸の内間とか、築地〜有明間など、大した距離じゃないとわかります。ここで言う「大した」の目安は10kmくらいね。でもだからと言って、今後、新宿から東京駅まで徒歩で移動しようとは思わないけどねーcoldsweats01

その3>自己認識が深まった感

東京マラソンというのは、一種のお祭りです。お祭り好きのランナー、お祭り好きのボランティアが多数参加しています。仮装してその人物になりきって走るとか、誰彼かまわずハイタッチするとか、走る人も、沿道応援の人も、ボランティアも、非日常を楽しめる人はかなり盛り上がります。それを横目にしながら、自分がお祭り好きの対極に位置していることを認識しました。今までいろいろな局面で感じていた違和感に言葉を与えることができて満足ですcatface なので、今後、ランナーとして参加することはあっても、ボランティアで参加することはないだろうなー。沿道応援もしないだろうなー。盛り上がらない性格なんです。。。catface

ということで、楽しくてしんどくて価値ある一日を過ごせました。

他には、マラソン当日だけじゃなくて、トレーニングとして時々走ったり、関連のイベントに行ったり、コースの下見したりなど事前準備も楽しめます。

マラソン好きのランナーも、そうじゃない人も、ご興味ある人は来年是非!

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