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2015年8月28日 (金)

東京野菜

体験農場があまりにも楽しく、勉強になり、役に立ったので、農業ボランティア養成講座を受講することにしました。

この講座は、東京都とJAと市町村が組んで行っている事業で、農業に関心のある都民が参加し、講義や視察、農業研修を行ってボランティアとして都市農業のお手伝いができるようになることを目指しています。一定の課程を修了するとちゃんと認定証が出て、さらに長年ボラティアを続けると表彰されたりするそうです。もう何年もの実績のある事業だそうですが、今まではほとんど接点がなく、まったく知りませんでした。

で、この間、東京の農業に関する講義を受けてきました。

これがとっても勉強になりましたーhappy01

まず、東京というのは、23区の中でも特に中心部分が注目されることが多いのですが、その周りには市があり(ここには農地もある)、町や村もあり(ここは主に山林)、島もあります。というわけで、農業生産物も意外に多彩。特産品の一つは、なんとパッションフルーツなんですよーwink 島のほうだけど。

23区の中心部分には農地はありませんが、東の方(荒川区とか)では小松菜を生産し、北の方(練馬区)では大根を栽培しているそうです。東京の農業の特長は、他の大規模生産地に比べて、農薬の使用が相当少ないこと。これは住宅地の中に畑が点在していて、薬剤を使いたくても使えない事情があり、そのための栽培技術を確立したからなんだそうです。なので、研究員のお話によると、東京の野菜は意外に安心安全なのだとか。へー。。。知らなかったよ。。。catface

講義の後に試験農場を見学し、畝によって堆肥の量を変えて栽培したキャベツや、列ごとに剪定方法を変えたナスなどを見せてもらいました。少しの条件の違いで生育状況が大きく異なるとは、農業奥深し。とても勉強になりました。

他におもしろいと思ったのは、経営視点の話が聞けたことです。あたりまえですが、農業で生計を立てようと思ったら、それは家庭菜園の延長とは大きく異なります。作物の単価をいかに高くするかとか、いかに収量を上げるかとか、いかに設備コストを下げるかとか、そういう視点が必要になってきます。ハウス栽培設備のお話の中で、そういう視点からの説明があったのは、大変興味深かったです。

農業というとなんとなく牧歌的なイメージを抱きがちだけど、実際にそれで生計を立てようと思ったら、ガリガリのコスト計算や収支計画を立てなくてはならないわけで、それって企業経営となんら変わらないんだよね。。。catface そう考えると、会社や工場に勤務するよりも、個人に総合力が求められる職業かと思います。肉体労働をしながら頭も働かせなくちゃいけないって、大変な仕事だよね。。。

野菜の話に続いて、果樹の話も聞いてきたのですが、それはまた別の機会に。そこでも「へええ」という驚きがたくさんありました。。。

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